現在地:信楽焼の匠(4) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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【ダリア】 華麗、端麗、優雅、感謝 |
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信楽焼の匠(4) このページでは信楽焼の匠を紹介します。長い歴史のある信楽焼は数多くの名工と呼ばれる陶芸作家を輩出してきました。ここでは現在も活躍中の陶芸作家を順次紹介していきます。 |
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神崎 紫峰(かんざき しほう) ・〒529-1836 甲賀市信楽町柞原190 ・TEL 0748-82-2480 ※詳しくは「向山陶房 神崎紫峰のホームページ」をご覧ください。 |
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神崎紫峰 伊賀花入(経14㎝×高さ23.1cm) |
【プロフィール】 1942年(昭和17年)滋賀県の信楽町に生まれる。関西大学法学部に学び法曹界を目指すも、卒業後一転して陶芸の道に・・。 古伊賀・古信楽に見られる自然釉の美しさを求めて長い苦難の時代を過ごす。(詳しくは著書「炎の声 土の声」「炎の縁 人の縁」・・全国学校図書館協議会選定図書・日本図書館協会選定図書、に著述。) 一貫して個展中心の活動で、国内より、むしろ海外(特にドイツ・アメリカ)での評価が高い。 アメリカの陶芸専門誌・セラミック・マンスリーが1997年に、又オーストラリアのアート・アンド・パーセプションという季刊誌が1998年に、共に神崎紫峰及び神崎紫峰の作品を表紙にした特集記事を組んでいる。 アメリカ陶芸界の最高峰ピーター・ボーコス氏も神崎紫峰の作品及びその作陶活動に高い関心を示し、信楽の窯場を訪れられたことがある。 |
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信楽茶碗(経12.3㎝×高さ8.9cm) |
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◆伊賀と呼ぶ紫峰作品 作品の創り方は紐作りで積み上げた後下から上まで一息に水挽仕上げしています。半地上式穴窯で10日間以上焼成し全ての景色は自然釉です。また伊賀と呼んでいる作品は、火袋つまり薪を投げ入れ、その薪が燃えるわずかな場所で焼いたものです。火袋の中は、炎の流れと勢いが一番強い場所ですので,その炎の強さが強烈な印象をかもし出してくれます。伊賀に見られる焦げは、薪が燃焼したときに出るおき炭の痕です。 |
◆信楽と呼ぶ紫峰作品 作品の創り方は紐作りで積み上げた後下から上まで一息に水挽仕上げしています。半地上式穴窯で10日間以上焼成し全ての景色は自然釉です。穴窯には投入した薪が燃える火袋と焼成室があり、その焼成室の棚の上で焼いた作品を信楽と呼んでいます。作品には自然釉が掛かり、火前にあるものほど厚く自然の灰が降り掛かります。この自然に掛かった灰が高熱で溶け、さまざまな色に変化します。これを景色といい、色と作品の調和、豊かな色彩の変化が珍重されます。これらの変化は、窯に詰められた作品と作品が相互に作用して生まれるものです。 |
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神崎 継春(かんざき つぐはる) ・〒529-1851 甲賀市信楽町長野1388-1 ・TEL 0748-82-0213 ・FAX 0748-82-0466 ・日本工芸会正会員 ・滋賀県工芸美術協会会員 ※詳しくは「みはる窯 神崎継春のホームページ」をご覧ください。 |
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神崎継春 |
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【陶歴】 ・1950年(昭和25年)信楽に生まれる ・多治見工業窯業科及び同校専攻科卒業 ・滋賀県美術展文部大臣賞 ・日本伝統工芸展入選 ・新匠展入賞、入選 ・日中国際陶芸展入選 ・秀明文化基金賞受賞 ・1972年信楽にて独立 |
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神山 直彦(こうやま なおひこ) |
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・〒529-1812 甲賀市信楽町神山2169 ・TEL 0748-82-1216 ・日本工芸会正会員 |
窯変茶碗(経11.0㎝×高さ8cm) |
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神山直彦 |
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信楽焼〆鉢(経38.0㎝×高さ11.5cm) |
【陶歴】 ・1953年(昭和28年)信楽生まれる ・1971年県立甲南高校窯業科卒業 県立信楽窯業試験場後継者養成所修了 清水藏六氏に師事し作陶に打ち込む ・1976年自作の単室穴窯と倒焔式単室重油 窯を築く ・1989年日本工芸会正会員に認定される 【主な展覧会】 ・日本伝統工芸展入選 ・日本伝統工芸近畿展入選 ・日本陶芸展入選 ・中日国際陶芸展入選 ・朝日陶芸展入選 ・信楽陶芸展優秀賞受賞 ・第3回秀明文化基金賞受賞 |
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